生きるヒント
2015 / 02 / 16 ( Mon ) 昨年の始めごろ五木寛之さんの「生きるヒント」と言う本のお話しを少ししたことが有りますが、その中の一つ「喋る」と言うことについてお話しします。
まず喋ること。… 人が何と言おうと、喋ることによって人間は成長するのです。 <喋る>と言うことは、人間としての意思を持ち、自己表現をし、感情を他人に伝えようとする、大事な事なのです。 ロシアの人々は(喋る民族)ではないかと言うほど、昔からおしゃべり好き、 議論好きで、寝食を忘れ、ものすごいテンポで、物凄い量の言葉を、一気に吐き出すように喋ります。 日本では「?男は、日に三言」等と多弁を戒めた<葉隠>と言う教訓があり、とかく(喋る)と言う事を軽んじる風潮が有ります。 (喋る)と言うことは、何か下品で押し付けがましい、マイナスのイメージを持つことのように言われています。 でも、人間は直立歩行する動物であり、物を考える存在で有ると同時に(喋る)という特徴を持つものではないでしょうか? 生きている喜びの一つは、何かを自分の肉体を使って表現する事だと思います。 昔から「沈黙は金」と言われていますが、それは余りにもつまらないと思います。 私達日本人は(喋る)と言うことに関して十分慣れていませんし、さほど熱心でも有りませんが、多く喋ることによって試行錯誤を繰り返し、失敗を重ねた中から、洗練された深みのある喋り手として、成長した魅力的な人間になれるのではないでしょうか? ざっとこんな内容が書かれていましたので参考まで………? |
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