水沢腹堅
2015 / 01 / 26 ( Mon ) 24節季72候では今頃を「水沢腹堅…さわみずこうりつめる」と言って、普段は清らかな水が流れている沢にも、この頃はまだ氷が厚く張り詰めています。 現に日本の公式な最低気温は1902年1月25日、北海道旭川市で観測されたマイナス41度。それは大気中の水蒸気が小さな氷晶になったダイヤモンドダストが降る、風のない朝の事でした。 日照時間は日々長くなっていますが、春を体感するにはもう少し時間がかかりそうです~ 「水沢…すいたく」は氷のある沢のことで、「 腹」は厚いという意味です。厳寒の時期ならではの厚い氷の風景。そんな氷には鏡のように回りの風景が映ります。それを「氷面鏡」と言います。 どんなに厚く張った氷も、暖かくなれば解けるもの。「氷面鏡」も歌に詠まれるときは「解く」を導く序詞として用いられます。 早く春が来て欲しいですね? ![]() ![]() |
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